仕事では会社の将来性に不安を感じ、プライベートでは子育てや親の心配といった様々な悩みを抱えているあなたは、人生の中で一番大変な時期に直面していると思います。
しかも40代男性は転職適齢期を過ぎ、30代、20代の転職と比べると転職を成功させる事は難しくなっている事も事実です。
だからこそ、今の仕事や職場に不満や不安があるが家族の事を考えると簡単に辞める選択肢を選べない。
この状態は本当に辛いですよね。
しかし解決策は必ずあります。
想像してみてください。
今の仕事や会社で自分をすり減らす生き方ではなく、40代からの人生を笑顔で生き生きと過ごしている自分。
人生の大半の時間を会社の為に使い、自分の時間は寝る時間と週末の少しの時間といった生活から、家族や友人との大切な時間を過ごし、自分自身の為の時間を生きる人生。
あなたが死ぬ前に「自分の人生、正直に悔いなく生き切った」と心から言える人生。
これは夢物語ではありません。あなたのこれからの行動次第で、実現できる「現実」なのです。
そんな人生史上最大の壁にぶち当たっているあなたに役立てて欲しい情報として「在職中にやるべき7つの事」をまとめました。
これは私経験や40代で転職や独立を成功させている人たちに共通している事を分析した結果です。
是非参考にしていただければ幸いです。
目次でざっと内容を確認
周りの評論家の意見は聞くな。自分の信念と覚悟を再確認。
思い切って転職の話を表に出すと
「40代の転職や独立は無謀だ」
と心無い言葉や、転職に失敗する事を望んでいるかの様な評論家達がざわめき出します。
自分自身も大きな不安を抱えている中で、勇気を振り絞っての行動なのに、
周りからネガティブな意見をガンガン言われてしまっては、怖気付いてしまうのもしょうがありません。
しかし冷静に考えてみましょう。
なんで周りの人たちは
「失敗するぞ」
「家族がいるんだろ」
「自分の身の丈をわきまえろ」
など、仕事を辞める事を阻止する言葉を発するのでしょうか?
それは「あなたが転職して成功する」ことが不都合だからです。
色々と言ってくる人のほとんどが「自分も心の中では転職したいが辞められない」と感じている人達です。
そう考えるともうわかりますよね?
あなたは批判的な意見の評論家ができない事をやろうとしている。
まさにあなたは「転職したいが行動出来ない人達」の理想像なのです。
そしてそこには行動できない自分がいる。
そうなると今の自分を正当化する為に「転職は失敗するぞ」「大変だぞ」と理想像のあなたに働きかけ
行動させない事で、動けない自分も正当化しようとしているのです。
よって職場で動かず評論ばかりしている人達の意見に耳を傾ける必要はありません。
しかし、転職経験者や支援してくれる人達の意見はしっかり聞きましょう。
あなたの転職をバックアップし、成功させようとしてくれる人の意見は、転職成功の確率をグッとアップさせてくれます。
ネガティブな意見を言われても、転職の熱意が揺らがない決心がある方は、今すぐ行動を起こしましょう!
人生って長いようであっという間。特に40代に入っている私達にはもう時間がありません。
1日1日無駄にせず、少しずつでも良いので着実に前に進みましょう!
転職、独立。具体的な年月日を設定し、逆算して活動する。
自分の転職の決意を再確認したあなたに次にやって欲しい事は、「転職、独立の明確な年月日」を設定する事です。
明日やろう、来週やろう、来月やろう、来年やろう ではいつまで経っても転職なんて出来ません。
まずは目的をしっかり定め、そこから逆算して「やる事リスト」をブレイクダウンして日々のタスクにまで落とし込み、具体化します。
この目標は長すぎてもダラけてしまい、転職熱も冷めてしまう懸念がありますので
「1年後の転職・独立」
として期限を定め、取り組む事が重要です。
残業時間を削り、自分の転職&独立に対する時間を作る。
「仕事を辞める準備なんて忙しい毎日の中で無理!」
とネガティブな意見も聞こえてきますが、ここが重要です。
会社の為に深夜、休日と残業をしても、その結果は会社の成長に吸収されて行き、自分自身の資産としては蓄積されません。
まさに人生で一番価値のある「自分の時間」が奪われている状態です。
会社の仕事はしっかり遂行する事は大前提ですが、今後は残業時間を徐々に減少させて、自分自身の将来の為の時間を必ず毎日確保しましょう!
現職の仕事で結果を出し「辞めないで欲しい」人材になる。
「あいついてもいなくても変わりないね」
「いつも会社の不平不満ばかりで言ってたね」
など、辞める時に陰口を叩かれる場合は、辞めるまでの期間にしっかりと自分の存在価値を社内にもアピールしましょう。
「もう辞めるからどうでもいいや」
ではきっと転職や独立も成功しないでしょう。
自分自身に向き合い、責任を持って現在の仕事を全うする。
その責任感や姿勢が「○○さんはしっかり仕事するよね」「転職した後も仕事の取引をしたい」
と言った次のステップへ繋がるでしょう。
自分の強みを磨いておく。あなただけの強み、言えますか?
「私はWEBディレクションなら自信がある」
「マーケティングの効果実績が豊富」
「新規営業開拓なら任せて」
「データ解析が得意」
など、あなたの強みをすぐ答える事が出来ますか?
即答できない人は、まだ転職のタイミングではないのかも知れません。
40代の転職は本当に厳しい世界です。何となくで転職を成功させる事はできません。
だからこそあなたの市場価値を高める為に、自分の強みを常に意識してください。
特に重要なのが、藤原和博さんの著書でも紹介されている
「三つの肩書きを持って100人に1人X100人に1人X100人に1人=100万人に一人の人材になる」
と言った考え方です。
●自分はWEBデザインが得意です!という人がいた場合、WEBデザインスキルだけで勝負する場合はライバルも多く、市場価値は上がりません。
しかし「●さらに取材&コンテンツ制作ができます」となった場合、コンテンツも作れるWEBデザイナーとして市場価値は一気に上がります。
さらにその上「●データ解析も得意」となったら凄い事になりますね!データ解析もできて、コンテンツも作れるWEBデザイナーとして、転職は失敗のしようがありません。
独立も問題ないでしょう。
そのように、自分の強みをしっかり持ち、育てる事で自分の市場価値を上げる事が、転職を成功させる一番の方法です。
リスクヘッジしたい方はまず自分の武器を成長させましょう。
社外の人脈開拓と協力者ネットワーク形成。
自分の強みも磨き上げ、職場の仕事もしっかりとこなし、あとはタイミングを図るのみ!と言ったところまで来たあなた!
よく頑張りました。転職成功まであと一歩ですが、より成功率を上げる方法が「生きた人脈開拓、協力者ネットワーク形成」です。
客観的に自分自身のスキルや状況を見つめ、把握理解するには、1人では難しい為、同じ志を持った仲間と社外やSNSで繋がり、情報共有を行う事で外部のリアルな声が収集でき、転職先紹介など自分の選択肢、可能性の幅が広がります。
その為には、交流会やSNSで「友達になってください」「情報をください」ではなく、まずは「自分が情報を与える」側として、しっかり周りの人達に貢献する事です。
そうする事で信用が生まれ、生きた交流が生まれます。
まずはしっかりと「有益な情報を与える側」として行動しましょう。
職場の仲間に迷惑はかけるな。
立つ鳥跡を濁さず と言いますが、仕事を辞めるに当たって、職場の仲間に迷惑を絶対にかけてはいけません。
「もう辞めるから後の事は知らなーい」
といった人が結構いますが、それは残された方の苦労、相手の気持ちが理解できない証拠です。
そんな人に良い仕事ができますでしょうか?
私だったら怖くてそんな人に仕事の相談などはできません。
転職、独立しても何かしらの形で前職の会社と繋がる場合もあります。
残される人達の事を考え、しっかり業務整理、引き継ぎを行い、応援される辞め方を実践しましょう!
最後に
転職を考えている迷える40代男性に向けた「在職中にやるべき事7つ」の紹介でした。
一番身動きが取れない40代ですが、そのままズルズルと45才、50才と年をとって行く場合、リスクはどんどん増加していきます。
今はいいかもしれませんが、5年後、10年後にあなたの部署、営業所、会社は存在しているのでしょうか?
そんなリスクもしっかり考えつつ、着実に準備を進めていきましょう!
あなたの明るい未来、生き生きと働く姿が頭に浮かびましたか?
頭に浮かびイメージできている人は成功は目の前です。
来年の今頃は「あの時行動して良かった!」と振り返る事ができる様に、頑張りましょう!