人間関係の悩み

仕事で「おとなしい」と言われ悩んでいるあなたが無理せず印象を変える方法

学生の頃から「おとなしいね」と言われ続け、なぜかそう言われる自分に罪悪感を抱いてしまい、専門学校では髪の色や服装を派手にして無理をしていた頃が懐かしいCIPHERです。

いつも周りから「おとなしいですね」と言われたり、
複数人でいると「透明人間」になったかの様に会話に入れず、居心地の悪さを感じてしまう人は多いのでは無いでしょうか?
私がそうなので、同士は多いと信じたいw

今この記事を見て頂いているという事は、あなたも同じ悩みを抱えている事と思います。
言ってくる相手は特に悪気もなく「おとなしいですね」と言っているだけかもしれませんが、いつもそれを言われる本人としては「おとなしいお前はダメなんだよ」と言われている様に聞こえ、立ち直るまでに数日かかる場合もあります。

そんな悩みを抱えている貴方、そのせいで仕事も上手くいかず困っている貴方、この記事では私の体験談から悩みの解決方法を整理して見ました。
前提として「大人しい」事は決して悪い事ではありません。
無理に元気で明るくユーモアのあるキャラクターになる必要は無いのです。
人間の本質なんて変わりませんから、そんな無理してももっと自分が辛くなるだけです。
自然体でいつつ、「大人しい」と相手に感じられる事での「デメリット」を軽減させていく方法として、是非参考にして見てください。

 

大人しいと言われる人の特徴は

まず、どの様な人が「大人しい」と言われやすいのでしょうか?
私自身の特徴と、周りの同じ様な悩みを持つ友人知人の特徴を分析して見ました。

外見が地味(服装、髪型、表情、姿勢)

人の印象は外見で、しかも1〜2秒で決まり、その後の印象を覆すのは難しと言われています。※この点は色々な心理学書籍でも触れられていますので、是非調べて見てください。

よって地味な服装や野暮ったい髪型、元気の無い表情、疲れている姿勢といった相手の視覚に強烈に飛び込んでくる情報はマイナスイメージにもなりますし、大人しそうな人と初見で相手にインプットされてしまいます。

話し方が暗い(声のトーン、スピード、間)

外見の次に印象を決める重要なポイントは「声、話し方」です。
暗くメリハリの無い話し方や、スピードや間がおかしい場合、「あの人はコミュニケーションが苦手な大人しい人なんだな」とインプットされてしまいます。

会話が受け身、会話に入れない

会社の同僚やクライアントと話が弾まない事も「大人しい」と思われる要因です。
複数人で話していて、例えばバーベキューの話題が出たとします。
すると会話に入れない人は、まず頭の中で「あ、この前バーベキューしてこんな面白い話があったな」なんて黙々と話の組み立てをしてしまいます。
そして話す準備が出来ると、もうその話題は終わっていて言い出せない…

これはまさに私の事なんですが、そんな事が続き日常になると、
「もう聞いているだけでいいや」
「話に入ろうとするのが面倒」
となってしまい、複数人でいても会話に入らない空気人間になってしまいます。

物事を深く考えすぎる

これは前項の「会話に入れない」にも関係するのですが、何事も考え過ぎてしまうと、反応や行動のテンポが遅れてしまいます。
例えば同僚と2人で話をしているとします。
「昨日何してた?」
なんて話しかけられて
「何をしていた事を話すと面白くなるかな?」
なんて考え始めてしまっては終わりです。
「うーん」
なんて悩んでいるうちに
「早く話さないと」
と焦り、結局は
「何してたかなぁ」
なんて返答で終わってしまう事も。

ユーモアが無い

「大人しい人」と思われる特徴としてユーモアがあるかどうかも重要ですが、
こればかりは天性の素質に大きく左右されるので、ユーモアが全く無い私も本当に苦労しています。
一緒にいるとその場が明るくなる人っていますよね。
そんな人とは対照的にユーモアが無い人はその場がどんどん重くなり、誰もいなくなります…
飲み会なども最初はいいのですが、時間が経つにつれ
「この人と話していても面白く無いな」
と思われてどんどん人がいなくなって行くのは辛いですよ。
しかもそんな場を多く経験していると
「あ、この人席移動したがっているなぁ」
なんて雰囲気ですぐわかる様になってしまいます。

ここで実際の悲しい体験談ですが、仕事の同業や知り合いでの飲み会で、私の横と、もう一人の横の席だけが空いている状態で、最後一人の女性が遅れて参加してきたときに、迷うそぶりも見せずに私の横を通り過ぎていった時はわかっているとはいえ結構ショックでした。とほほ。

また交流会などで、何度か一緒に飲んだり話したりする人もいましたが、やはり長くは続かず。こんな時は「本当に俺って面白く無いんだなぁ」と落ち込みました。

まあ今は気の合う友人が2〜3人いればいいやと割り切っています。
書いていてなんか悲しくなってきたぞw

リアクションが薄い

これも大人しく感じられる致命的な問題です。
喜怒哀楽の起伏が少ないので、良い面もありますが、例えばちょっとしたボケをしてきた相手をそのままスルーしてしまったりと、場を盛り上げる事ができません。
いつも数分後に「あの時はこんなリアクションをするべきだったなぁ」と脳内反省し、無口になり余計に大人しいキャラが際立ってきます。

 

 

大人しい人と思われる事による仕事への影響

大人しい事は決して悪い事ではありませんが、ときに仕事でマイナスの影響がありますので要注意です。

自信が無さそうに見える

声が小さくおっとりしている。表情もイマイチ元気がない。
そんな人はパッと見の印象で「この人大丈夫かな」と不安を感じさせてしまいます。

会話のテンポが合わず会議で発言できない

しっかり考えてから話そうと思っていると、発言のタイミングを逃し、結局何も発言をしない人に…。会議でも空気人間になってしまいます。

会社メンバーやクライアント担当と打ち解けた関係になれない

これは自分自身が本当に苦労している事ですが、今まで紹介した様な特徴のある人は、基本的に人と打ち解けた関係になる事が難しいです。
そうすると仕事上でもギクシャクしたり、いざという時の「ひと押し」が弱くなったりと、仕事上でも結構なデメリットがあるのは事実です。

 

無理せずに今すぐ出来る具体的対応策

先ほども伝えましたが「大人しい」事は決して悪い事ではありません。
ですので「無理やり明るいキャラクターになりましょう」なんて事は言いません。
そんな事は到底無理だと、私自身が強烈にわかっているからです。

それでは「大人しい」と言われて悩んでいる場合、どうしたら良いのか。
一番簡単な方法は「性格」や「考え方」といった内面を変えるのではなく、「見た目」や「声の大きさ」といった外見を変えていく事です。

本質は大人しいままですが、外見を変えるだけで、相手が受ける印象が大きく変化します。

服装を変える

服装は一番手軽に、大きな印象の変化を与える事ができます。
職場がユニフォームやスーツの人は出社、退社時位となりますが、まずは服装から変えて見ましょう。
地味な色やサイズの合わない服、ダサい服をきている場合は、ショップ店員やオシャレな友人に選んでもらうだけでも、いつもの自分が選ぶ服と違うコーディネートができ、おすすめです。

髪型を変える

髪型も第一印象が大きく変わる要因ですね。
ボサボサで中途半端に長い髪などは、清潔感が感じられない場合がありますので、ここも自分で髪型を決めずに、美容師さんに相談して提案してもらうなど、いつもの自分とは違う髪型にチャレンジして見ましょう。

話し方、声の大きさを変える

相手へ与える印象の要因として、声のトーン、話し方、スピードも重要です。
声は低く、ゆっくりでも構いませんので、声の大きさを大きく、語尾をしっかり区切り話す事が大切です。

姿勢を変える

猫背やいつもうつむいている人は今すぐ直しましょう。
背筋を伸ばし、まっすぐ前を向いている人はそれだけで自信に満ち溢れている感じがします。

表情を変える

表情で大切なポイントは「笑顔」です。
自然な笑顔は難しいですが、まずは意識して口角をあげるなど、沈んだ表情を柔らかく、明るい印象になるように工夫して見ましょう。

 

大人しい事は悪い事?

「大人しいね」と言われるとなぜ罪悪感を抱くのでしょうか。

「大人しい」事は決して悪い事では無い

繰り返しますが、大人しい事自体は決して悪い事ではありませんので、自分の根本の性格から直そうとする必要は全くありません。
あなたはあなたの良いところが沢山あるはずです。
ですので、あまりにも極端に「積極的で明るくユーモアのある人物になりたい」
なんて事は考えないでください。
今のあなたのままで、ほんのちょっとの工夫をすれば良いだけなのです。

なぜ「大人しい」と言われると辛く感じるのか

「大人しい」はネガティブなイメージで一括りにされがちですが、今までお伝えしてきた様に、「大人しい」事自体が悪いのではなく、そこから関連派生するデメリットに悩んでいる人が多いため、「大人しい」=「マイナス」といったイメージが染み付いてしまっています。

その為「大人しいね」と言われると「あなたマイナスイメージだね」と言われている感覚に襲われて、自己否定に入ってしまうから辛いのです。

前項でもお伝えしましたが、大人しい性格のまま、外見や姿勢、話し方を少し変えるだけでも相手に与える印象は大きく変わり、仕事上で感じていたデメリットもカバーしていく事ができます。

 

まとめ

今回は、私自身の悩みを元に、「大人しい」と思われる事でのデメリットをどう解消できるのかをお伝えさせていただきました。

最後にお伝えしたいのが、決して無理はしない事です。
自分の性格はそんなに簡単に変わるものではありません。
自分の性格をしっかり理解した上で、自分の本質は変えずにやれる事を少しずつやっていきましょう。

そうすると「大人しい」と言われる事を受け入れる事ができますし、
その事で変に罪悪感を抱いたり、悩んだりする事は軽減できます。

ながい人生、悩みは尽きないと思いますが、一緒に頑張りましょう!

 

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