転職の悩み

アラフォークライシスを乗り越えろ!一生貧困とは言わせない思考法

アラフォーの皆様、こんにちは。
アラフォーど真ん中、数々の試練を乗り越えてきたCIPHERです。
そんな我々が気になってしまうキーワード「アラフォークライシス」
クローズアップ現代の放送を見て「まさに自分の事じゃん」と改めて現実を突きつけたれた人も多いと思います。
しかしまだまだ諦めてはいけません!
悲観的な情報ばかり入ってきますが、現在は文明誕生以来の大きな社会変革の時代とも言えます。
そんな危機とチャンスが入り混ざった混沌とした時代だからこそ、乗り越える方法は無数にあります。
それら方法を私の半生と共に紹介します!

 

アラフォークライシスとは

アラフォークライシスとは、現在35才から45才のアラフォー世代を襲っている数々の危機です。

●就職氷河期から影響する低賃金、非正規雇用、ワーキングプア。
●リーマンショック、派遣切り。
●企業で正社員になれたとしても、バブル期就職世代が上に詰まっていて昇進が遅い。
●7040問題(70代の親が40代の子供の面倒をみる。低収入での共倒れ)
●親の介護問題

などなど、この世代は就職氷河期から20年、数々の呪縛に囚われ身動きがとれなくなっています。

そんな私も就職氷河期真っ只中で、当時は就職活動も真剣に行なっておらず、アルバイト先に拾ってもらい運よく正社員として働いていました。
ここまでは何となくの流れで就職し、それなりに生活できる給与をもらっていたので特に困ることはありませんでしたが、専門学校で勉強していたデザイン系の仕事が諦めきれず、デザイン業界への転職を、就職してから1年目で決意しました。

しかしここからが地獄!
日本特有の新卒一括採用のレールから一度外れてしまうと、そう簡単に就職はできません…
私も数多くの企業に応募しましたが、

●新卒なら社内教育できるが中途採用は即戦力にならないとダメ。
●経験不足でNG。
●見習いとして給料8万なら雇ってもいいよと叩かれまくる。
●新卒採用面接と一緒にまぜてもらうも、学生からは「大変ですね」と哀れな目で見られ、ずーっと控え室でスタンバッて、新卒の人たちの面接が終わったあと、やっと自分の番だ!と気合いを入れていくと、もう面接官は疲れ切ってて、完全に流しモード。(ちょっと被害妄想入ってますw)

などなど、1年の活動でもデザイン業界へ転職できませんでした。
本当に辛い時期でしたね。

 

アラフォークライシスの呪縛から脱出できたきっかけ

そんな自分が今アラフォークライシスと呼ばれる状況から脱出できたきっかけを考えて見ます。
それはやはり「行動」を起こした事の積み重ね。
自分の人生は自分で切り開いていく気持ちを持ち続けながら失敗も繰り返しつつ行動した事が20年後の今の自分に繋がります。
そんな事で自分の半生を振り返ってみました。

●やりたい仕事への執着
話は戻り、1年デザイン業界への転職活動をして、全くダメだった私は派遣会社に登録します。
そこで運よくデザイナーではなく、オペレーターとして簡単な作業を行う人員としてとある印刷広告系企業に派遣される事になりました。
なりふり構わず、何とかデザイン業界に入り込めた瞬間です!
自分の仕事はデザインとは全く無縁ですが、まずはその業界企業に入れた事で可能性が広がりました。

●最初にぶつかった未経験の壁
しかし、いきなり大きな壁が立ちはだかります。
派遣されているのに業界未経験なので仕事が全くできません。
上司からは「もう邪魔だから帰れ」と怒鳴られ、自分が情けなくて人生で一番辛い時期でした。
仕事のやり方さえ覚えられればどんなに残業してもやりきる事ができますが、やり方がわからない辛さは今でも鮮明に覚えています。

●認められる為に頑張る日々
そんな事を繰り返し、怒鳴られながらも頑張って仕事を覚えると、上司をはじめ会社に認められるようになってきます。
ちなみに派遣時代は、自ら定時でタイムカードを打刻してから、あとは無料で残業させてもらい仕事を覚えていました。
そうすると、次の転機として、会社から「正社員にならないか」と言われます。
これは嬉しかったですね!!これで生活も少し安定するかな?なんて期待も抱いていました。
しかししかし!これもまた厳しい生活の始まりでした。

●生活できない!厳しい給与!
何と手取りは11万程度、ボーナス無し。それで変則的に一ヶ月に1週間は夜勤シフトありとめちゃくちゃな生活リズムです。
そんな生活をしていた為、1年間で前職で貯めた貯金を切り崩していましたが、とうとう底をつき、貯金も50円。友人からもらったスノーボードやギターをリサイクルショップへ売って日々の食費の足しにする日々。それでも足りなくなり最後はカード会社のキャッシングへ。私は借りてもしっかり返済していたので、どんどんキャッシング枠が拡大し、また借りると言うまさに負のスパイラル!!
もう完全にアラフォークライシスの呪いにかけられてました。

●新たな転機。将来を考えWEBの世界へ
だけどそこで腐らずに頑張っていると、また転機が訪れます。
もともとやりたかったデザインやWEBの仕事がしたいと会社に掛け合い、今までの頑張りも認めてもらえた結果、部署移動してもらえる事になりました!
これは本当に大きかったです。良い上司、仲間に恵まれて幸せです!
この経験から、まずはしっかり会社や上司に認めてもらえる位に努力をし、結果を残すと、自分の意見や要望も聞いてくれると言う事です。
仕事もしないで自分の権利や要望ばかり主張する様では会社としては迷惑な人材でしかありません。
現状与えられている仕事でしっかりと責任と結果を果たした上で、自分の要望と、自分がその業務を行う事で会社にどの様なメリットを与える事ができるかをしっかり説明する事で、初めて理解をしてもらえます。これは以後の職場や仕事でも基本となる考えです。

そこからは自己学習の鬼となり、新しいWEB技術、資格取得、知識の習得を着実に進め、会社へもWEB制作関連の仕事で貢献できる様になりました。5年勤務してとうとう自分が目指していたWEBデザイナーという職種につく事ができ、業務知識や経験もしっかり積み上げ、一人前と言える状態になった瞬間でした。

●そして新たな環境でのスタートを決意
ですがまだ大きな問題が…。給与面の問題です。
実績や資格取得で給与も上げてもらっていましたが、将来の結婚や生活を考えるとまだまだ足りない状態。
デザイナーは転職を繰り返してキャリアアップするんだぞ!という学校の先生の言葉を受け、一旦フリーランスとして独立を決意。
フリーランス活動を行う事で、自分でお金を稼ぐ感覚、会社の仕組み、税金処理、ビジネスの難しさ、など会社員時代には見えなかった部分も勉強しつつ、前職の会社や専門学校時代の同期から仕事をもらったりと、1年間みっちり働き、貯金も0円から200万まで1年で復活!
やればやるだけ稼げる感覚は嬉しかったです。
ですが欲張りな性格な為、仕事もマックス受注してしまい、心と身体も休まる時間もなく…働き方のスタイルも変えないとダメだなと考えていた所、色々な企業と仕事をさせていただく中で、現在の会社に縁があり、高待遇で現在の会社へ転職。
自分の技術や経験値に自信があると、面接でも堂々と条件交渉ができます。
もちろん私も「給与待遇」についてはボカさずはっきり伝えて交渉しました。

ここでやっと生活の基盤が安定し、結婚、マイホーム、子育てと充実した生活がおくれるようになりました!
今までの苦労はここに繋がるためにあったんです。

●アラフォークライシスの呪い再び!
そして勤続約10年、アラフォー真っ只中の管理職となるわけですが、
ここでしばらく身を潜めていたアラフォークライシスがムクムクと目をさまします。怖っ!

中間管理職になると、現場の技術として第一線では対応できず、自分の価値がどんどん下がっていくのを感じて過ごす日々でした。
これは努力してカバーしなきゃいけませんが、アラフォーにもなってくると、インプットの質やペースが20代の頃に比べて緩やかになってしまいます。それは管理職特有の「外的要因に時間をとられる」「プライベートは子育て中心」といった環境の変化も大きな原因ですが言い訳ばかりしていてもリスクは広がるばかりです。
「今、会社が倒産したら自分はまた就職難民になってしまうのか!」といった昔のトラウマ常に襲ってくる恐ろしい状態ですね…
やはりいつになっても努力&変化しつづけなければ生き残れないのですね。

 

諦めるな!毎日の地道な努力は必ず報われる!

今までの自分の取り柄は「努力」です。
頭の回転が早いわけでもなく、覚えも言い訳ではない、並みの人材が生き残るには、他人の2倍、3倍の努力をしなければいけません。
そしれそれは、すぐ結果が見えるものではない為、かなりシンドイ取り組みとなります。
毎日毎日の積み重ねが1年、2年経った後に大きな資産になる事は私も経験していますので、皆さんもアラフォークライシスから脱却する「努力」を見つけて毎日少しでもいいので継続させる事が大切です。

 

農業革命→産業革命→情報革命 このチャンスある時代で何をするか。

様々な著名人も発言されてますが、今この時代は農業革命、産業革命と比べ物にならない大きなインパクトの情報革命時代に生きています。
これはとてつもないチャンスが転がっている事を意味します。

なにせ、インターネットが普及する前は、は自分の力で「稼ぐ」手法は、内職や他の職場で働くといったスタイルが主流でした。
しかし現在はパソコン一つあれば、場所や時間を問わず、自分のペースで全国を相手に商売ができます。しかも自分の知識や情報」を価値やお金にかえる事ができる時代です。
狩猟採集社会では、身体能力の高さが獲物獲得に重要でしたが、現在は「知識、情報量」が価値に直結する時代。知識は武器であり財産なのです。そして学習は社会人になっても継続、習慣化させる事が重要です。

 

自分で稼ぐ力を身につけろ!

最後にアラフォークライシス世代に何が大切かと言うと、会社で出世する力ではなく、会社に依存せず「自分で稼ぐ力」を身につける事です。
特に働きながらでも今すぐはじめられる「インターネットで稼ぐ力」をつけていく事は今後より重要なスキルになります。
ブログで稼ぐ、ネットショップで稼ぐ、noteで稼ぐ、メルマガで稼ぐ、なんでもいいです。
自分の情報や知識で稼ぐ経験、実績が身についてくると、一気に仕事の幅が増加します。
まずは1円でも良いので稼いでみましょう。0円から1円稼ぐだけでもとても大きな進歩です。

これまでアラフォークライシスと私の半生をリンクさせて紹介しましたが、少しでもアラフォークライシスの乗り越え方のヒントになれば幸いです。
私はこれからのテーマは「会社に依存せず自分で稼ぐ力」を蓄え、伸ばし、ステップアップさせる事を人生の重要テーマとして頑張ります。

アラフォー世代の皆様、暗く辛い話題ばかりではなく、自ら人生を楽しく明るくしていきましょう!

 

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