仕事の悩み

いつまで「やらされ残業」してるの?自分の人生、貴重な時間を無駄にしちゃダメ!

毎日忙しく働いているあなた。本当にお疲れ様です!
私もアラフォー中間管理職として会社の仕事に忙殺されていた時期がありました。

「自分が責任を持ってプロジェクトを推進しなきゃ…」
「働き方改革で残業規制が入り、部下には残業させられない…」
「数値目標に届かない…ここは自分が残業、休日出勤してでも達成しなくては」
「上司、部下、クライアントから毎日の様に相談や打ち合わせ依頼があり、自分の作業ができるのが夜20時からだ..」
などなど…

こんな状態になると、退社時間が19時、20時、21時、22時、23時、0時…
と、どんどん遅くなっていき、最終的には0時過ぎまで働く事が当たり前になってしまいます。そして日々の生活が「仕事一色」になってしまい、何をするにも「仕事第一」といった洗脳状態に陥ってしまうのです。
恐ろしいのはこの状態に慣れてしまうと、それが当たり前になってしまい、
プライベートを犠牲にする事が当然といった価値観ががっちり刷り込まれてしまう事です。

この洗脳状態から抜け出す事は簡単ではありませんが、まずは冷静になって状況整理と対策を練っていきましょう!出来る出来ないはあなた次第です。

1、まずは状況整理。現在の業務を細かく洗い出す

何事も基本は「現状把握」です。
まずあなたの抱えている業務を些細な事務作業も含めて全て書き出します。
ポイントは、「頻度」「難易度」「作業時間」を書き出すと共に、
「自分の成長に繋がる業務か」といった点を考え、チェックを付けます。

会社や組織の状況もあるので、なんでもかんでも自分の作業を割り振りできるとは限りませんが、まずは自分の現在の仕事内容を再確認すると共に、自分がやるべき事、標準化するなど組織としての業務に落とし込んでいく事を整理し、組織に問題提起、改善取り組みを働きかける事だけでも大きな進歩です。
その際に感情論や印象論として話をするのではなく、具体的な数値や業務毎の目的を通して話を進める事で、周りとの認識や問題意識をブレなく共有する事が出来ます。
これは上司から部下、部下から上司、どちらの立場で伝える場合でもとても重要です。

2、やらない業務を決める

現状把握が出来たら、次は「やらない業務」を決める事です。
ここでのポイントは「すぐに必ず手放す業務」「長期的に手放していく業務」と大きく2種に分けて考える事です。
毎日残業続きの人は「毎日の残業時間分の作業は必ず手放す」事を意識してください。
その上で、まだ「作業」を多く抱えている場合は、その作業も段階的に手放す準備、計画も進める必要があります。
「やりたい事をやる」前に「やらない事を決める」のが重要なポイントです。

3、自分の成長に繋がる業務を軸に自分の仕事を組み立てる

身軽になったらまず「自分の成長に繋がる」業務を優先して落とし込みます。
ポイントは「自分の成長=会社への利益貢献」といった構図がしっかりと組み立てられているかといった点です。
自分がスキルアップしても会社への貢献が出来なければ、会社組織で働く責任を果たす事が出来ません。自分も成長しつつ、会社へもしっかりと貢献する。これが重要です。

4、自分の「意志」をもつ。環境は与えられるものじゃない。

最後に一番重要な事が「自分の意志を持つ」事です。何をやっても結局はここに行き着きます。どんなに周りの人が協力して、お膳立てしても、本人自身の「意志」が無ければ何事もなし得ることは出来ません。
残業も同じで、どんなに会社や組織が協力的であっても、本人に「残業をしない工夫」をする意志が無ければ、その人はどんな会社にいっても万年残業マンです。

また良くある悪いパターンは、何事も「環境」「他人」のせいにする事です。
こういった人は「自分自身で改善方法を考える事が出来ない」為、問題点を全て環境や他人のせいにします。そうする事で自己正当化をするのですが、結局は「自分の意志」が無いので文句ばかりを言う評論家になるだけで、何も改善する事は出来ません。
この記事をここまで読んでいるあなたは「自分で改善したい」と言う「意志」があるので、ここまで読んでくれている事でしょう。
それだけでも文句だけの評論家とは雲泥の差です。
この一日一日の小さな差が一ヶ月、半年、一年と経過すると共に大きな差になります。

ちょっと話がそれてしまいましたが、強い意志が無いと「やらされ残業」は減らす事は出来ないと言う事をしっかり意識してください。

 

以上、あなたも「無駄」と感じている業務や残業をしているなら、今すぐ見直しをしてください。
人生は本当に一瞬。あっという間です。
もし毎日の残業で、夜に子供の顔を見れない日々が続いているなら、すぐに改めてください。子供と過ごす時間は長い人生の中でほんの一瞬です。特に可愛い幼少期は特に。
もちろん家族を養う為に会いたい気持ちを我慢して残業している人も多いでしょう。
それはすぐに改善する事は難しい事かもしれません。
しかし、それで諦めてしまったらそこまでです。難しい事とわかっていても「どうすれば残業時間を減らせるか」「自分のプライベートな大切な時間を確保できるか」を、自分自身の意志でしっかりと考え、少しづつでも改善できる様に努力する事が重要です。

同じ残業でも「言われたからやっているやらされ残業」か「自分の意志で改善に向けて取り組んでいる中での残業」では、先に残るもの、成果が全く異なります。

私もまだまだ取り組み中ですが、同じ悩みをもつ者同士、一緒に頑張りましょう!

 

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