人間関係の悩み

中間管理職の危機!ストレス&人生リスクも大きい生き方の見直しを。

中間管理職ってどんなイメージですか?

「上司と部下の板挟みで大変」
「プレイングマネージャーで仕事量がハンパない」
「裁量があるようで無く、目標と責任だけがのしかかる」

こんな感じで「大変そうだな」といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
もちろん大きな不満なくバリバリ頑張っている中間管理職の方もいらっしゃると思いますが、皆、何かしら問題を抱えていると思います。

そんな私もIT業界でディレクターをしつつ、上司と部下の間でマネジメントを行う中間管理職です。
社内では上司と部下に挟まれ、社外ではクライアントと制作チームに挟まれ、常に「調整弁」の様な役割をこなしつつ、自身の抱える仕事も進めなければいけない、なかなかハードな毎日を送っています。

そんな私が感じる「中間管理職の危機」についてが今回の記事テーマです。

現在の中間管理職は、最後の「24時間働けますか」世代?

今この時代、働き方改革の号令の元、勤務時間の改善、労務環境の改善など、日本全体の企業が様々な取り組みを行なっています。
私の会社も業務見直しや残業時間の制限など、色々とテーマを掲げ取り組みを行なっております。
しかしここで早速「中間管理職の試練」が始まります。
会社からは「利益目標を達成しつつ、労務環境の改善も進めろ」という指令が中間管理職に降ってきます。
これはいきなりしんどいですね〜。
働き方改革は小手先の業務改善で実践できるほど簡単ではなく、会社の事業モデルや収益構造を根本から見直さなければなりません。
「早く帰る為には何をすべきか」ではなく「会社の収益構造改善を目的にする事で、その結果早く帰れる」といった考えがが正しいのですが、
どうも今の働き方改革は「とりあえず社員を早く帰らせる為に何をするか」みたいな風潮があり、とても違和感を感じますね。

と、話を戻して、こんな指令を受けた中間管理職は試行錯誤します。
そしてその計画を部下に説明し、色々な文句を言われながらも頑張っている方々も多いと思います。
なにせこのご時世、「働き方改革」「パワハラ」などを過剰に意識する傾向があり、部下は過保護、そのしわ寄せは中間管理職がカバーするいびつな構造に疲弊している人も多いと思います。
管理職になる位の人たちなので皆優秀なプレイヤーだったはずです。そして時代的にもブラック的働き方を乗り越えてきた人たちも多いでしょう。
その様な時代から現在はやっと「無理のない働き方をしよう」といった流れになっているのにも関わらず、
なぜか中間管理職だけが今もなお過酷な状況に置かれる事が実際に多いのです。
日本中でこの様な試練に耐えている中間管理職がいったい何人いるのかと思うと、とても悲しくなってしまいます。

 

真面目で仕事が出来る人ほど危ない!ストレスからの体調不良に要注意!

仕事ができた優秀な中間管理職は、部下のマネジメントも「しっかりやらなきゃ」と考える人が多いです。
その様な状況の中、部下が失敗した、約束を守らなかったなど、トラブルが発生した時にどう考えるかで自身が受けるストレス度合いが変わってきます。
私も多くのコーチングに関する書籍を読みましたが、基本は一方的に怒鳴るのではなく「できなかった理由を本人に考えさせる」「しっかり話を聞き部下の性格タイプに合わせて指導を行う」など管理職の手腕が問われます。
しかしこういったミスや失敗に対するフォローは、難易度の高い仕事にチャレンジしての結果ならまだわかりますが、仕事に対する根本的な姿勢
●遅刻が多い。
●タバコ休憩が多い。
●メールに対する返信がない。(依頼する時だけ急ぎでお願いと言い、完了連絡すると全く反応なし)
●業務に対する向上意識がない。
●影でネガティブな話ばかりする。
などの業務以前の問題に対する指導の場合は、正直気が滅入りますね。
これ注意指導する立場の方は痛いほどわかってくれると思いますが、注意指導する事ってとてもエネルギーを使うのです。
言われる方はそんな事全くわかっていないと思いますが。
あまりにも常識的な事に対する指導が続くと「俺はお前の親じゃねーんだぞ」と叫びたくなっちゃいますね。

で、真面目な人ほどこれらの指導に関して、しっかりと対応しようとします。
それはとてつもないストレスになります。
その結果、体調不良になってしまう方もいるでしょう。そんな場合は考え方をすぐ変えましょう。
まず「完全に割り切る」事です。冷たい様に感じますがそれが一番。
はっきりいってスキル以前の個人の問題はその人間性に原因がある事がほとんどで、他人の指示や助言でそれが変わるなんて事はありません。
他人を変えようと思う事が大きなストレスの原因になるのです。
なので「部下を変える」のではなく「自分の考え方を変える」事で、ストレスを最小限にとどめましょう。

自分の考え方を変えるという事は「自分が指導する範囲はここまでと割り切る」事です。
人間万能ではありません。出来る事にも範囲があります。
これだけでもだいぶ気持ちが楽になりますよ。

 

「調整役」の中間管理職はスキル低下との戦い。自身の人生テーマをしっかり持たないといきなり奈落の底。

中間管理職をしている人は、ほとんどプレイヤーとしても頑張っている人が多いと思います。
しかし自分の時間はマネジメントや会議、調整、評価など、どんどん削られていき、肝心なプレイヤーとしてのスキルは低下する一方。
時間を100%プレイヤーとして使える部下たちの方が、あっという間にスキル面では追い抜いていくかもしれません。
そうです。中間管理職は「今後自分はどういったスキルで生きるのか」を明確に考え、取り組まないと、あっという間に「社内で便利な調整屋さん」になってしまい、
社外に一歩出たら全く通用しないただのおじさんになる危険性が大です。

今の会社でいれば、自社ビジネスの歴史を知っていて社内政治としても力を持っているので、肝心なスキルが低下していっても
ある程度ごまかしながら生き残る事はできるでしょう。
しかしこの時代、会社がいつ無くなってもおかしくありません。
そんな時に、現状で外に放り出されてあなたは自信を持って「俺ならすぐ転職できる」「独立できる」と言えるでしょうか?
YESと言える人は立派です! 言えない人は今すぐ「自分は何で生き残るのか」強みを明確にし、その取り組みを進めてください。
中間管理職はどうしても組織の為に個を犠牲にしがちですが、自分を犠牲にして会社が潤っても、会社に対する依存度が高くなり、
自分の人生リスクが大きくなってしまては全く意味がありません。
会社はあなたの人生を守ってくれませんから。自分の人生は自分で守るしかないのです。

一度、自分のスキルアップテーマと会社のテーマをどの位リンクさせる事ができるかを考え、
自分が会社で働く上でどの様なスキルアップができ、強みにできるのかを早急に定めましょう。

 

多くの責任を背負う中間管理職こそ、幸せになろう!

この様に会社で多くの責任を背負う中間管理職の皆は、プライベートでも親の介護や子供の教育など、色々な課題や問題を抱えていると思います。
特に仕事の責任が重くなる中間管理職は会社からのプレッシャーも大きく、どうしても「家庭より仕事優先」になってしまいがちです。
私も経験がありますが、

仕事が忙しい

会社でいる時間が長くなる

自分の考え方、価値観が会社中心に変化していく

人生の優先事項を仕事に定める

結果、残業や休日出勤を進んで行う

といった洗脳状態に陥ってしまいます。

仕事って、自分の生活や大切な家族との生活の為ですよね。
その目的を達成する為の手段である仕事に比重を置きすぎると、
大切な人生の時間(子供との時間、家族との時間、友人との時間、自分の時間)を失ってしまいます。
それは後から気づいても戻ってきません。人生の時間って本当に貴重なんです。

独立して仕事を自己実現として最重要テーマにされている方もいらっしゃると思いますが、
基本サラリーマンとして仕事をしている上で、会社に拘束される時間は「会社の為に自分の人生の時間を与えている」事になります。
それで対価の給与をもらっていますが、その給与以上に自分の貴重な時間を会社に与えるのは、全くメリットがありません。
その時間はしっかりと「自分の時間」として使うべきです。

自分の時間を取れるのが定年してからなんておかしいでしょう。
今頑張らないと家族を養えない。と危機を感じて頑張っている方も多いと思います。
一生懸命に頑張って仕事する。それは素晴らしい事です。しかし異常な残業や休日出勤、そして自分のスキルアップを犠牲にしてまで
頑張るのは間違っています。将来の為に頑張っている様で逆にリスクを広げているだけになりますから。

この様に、ガムシャラに頑張ってきた方は一度落ちついて自分の今まで、これからを考えてみてはいかがでしょうか?
たくさん辛い思いをして頑張っているあなたには幸せになる権利があります!!

そして「自分はこれが強み」といった事がはっきり言える人はいつでも転職、独立できるといった自信にもなり
結果的に会社にも堂々と意見が言えるなど、会社組織改善にも繋がるメリットもあります。
個人のスキルアップと会社の成長がうまくリンクする形ですね。

それでは中間管理職の皆さん、自分の生き方を見つめ直して良い人生を送りましょう!!

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