人生で2度、1年以上にわたる辛い転職活動を経験したCIPHERです。
今、この記事を見てくれているという事は、あなたも辛い転職活動をしている、もしくは辛い職場や合わない仕事で転職を考えている事と思います。
私も今まで2回、メチャクチャ辛く長い転職活動を経験しています。
1回目は20代前半の未経験業種への転職。
2回目は20代半ば、あまりにも低い給与から生活苦になり、給与金額重視での転職活動です。いずれも転職エージェントを利用せず、1年以上働きながら苦しい転職活動を続けていました。
今回はその様な私の経験から、不安で辛い孤独な転職活動を乗り越える方法をお伝えします。
辛い転職活動に陥る良くあるパターン
転職活動は精神的負担が大きいですよね。そんな大変な転職活動が上手く行かず、負のスパイラルにハマってしまうパターンを紹介します。
今の仕事にやり甲斐を感じられず、漠然と「こんな仕事をしている自分は本当の自分じゃない」と考えてしまう。
これは1回目の転職活動中の私の思考そのままです。
本当に暇な職場で、同僚もダラけている状態の会社だったのですが、そんな所で働いている自分を認める事が許せず「こんな所で働いているのは本当の俺じゃない!」なんて本気で言っていました。
今考えると恥ずかしいですね。その状態が本当のお前じゃん。って感じです。
こう言った思考になると、自分のスキルや経験を棚上げして「自分がこんな所で働いたらカッコイイかな」なんて漠然としたイメージで転職ジャンルや企業を探しはじめます。
そうなってしまうと具体的な転職計画も何もないので、上手くいくはずも無く、無駄に転職活動期間が伸びていくのです。
やりたい仕事が無く、何を基準に転職活動をしたら良いか分からない。
「やりたい仕事がない」
「何が向いているか分からない」
これも多く聞く言葉です。
当時3〜4人、同時期に転職活動をしていたのですが、この言葉は必ず出てきます。
これも結局は自分のキャリアプランが定まっていない事が原因です。
「やりたい仕事って何だろう」
なんて考えでは一向に先に進む事はできません。
転職活動では「転職を考えた具体的な要因」を明確にしていく事が必要です。
ぜひ関連記事も参考にしてください。
同じく転職活動している仲間がいない。悩みを話せない。
これも辛いですね!転職活動の苦しみを共有できる人がいない事は、辛さや悩みを自分一人で全て抱える事となるので、精神を病んでしまう事もあります。
私は幸い、3〜4人の転職活動仲間がいたので、その点は本当に良かったです。
しかし一人だけで転職活動している時期は「とてつもない孤独感」に襲われます。
上手く行かないとネガティブになり、より面接も上手く行かなくなる、変な所に面接に行ってしまうなど、転職活動の質が確実に落ちてしまいます。
人生のキャリアプランを考えずに、その場の勢いで転職先を決めてしまって後悔。
これもあるあるですが、冒頭でも言いました様に、自分のキャリアプランを考えない転職は転職成功率が大きく低下します。
転職できたが、思っていた仕事内容ではなかった等で再度退職。
焦るので、また勢いですぐに就職先を決めて、同じく後悔する…
そんなスパイラルに陥った仲間もいました。
そもそも応募したい求人が見つからない
何度もハローワークに行って仕事検索するが、いつも同じ求人ばかり…
がっくりしながら「応募したい求人なんて一生出てこないんじゃないか」と何度弱気になった事でしょうか。
これも本当に辛いですね。
私は当時「グラフィックデザイナー」の求人を探していたのですが、未経験だった事もあり、応募できる求人がなかなか見つからず、何度行っても同じ求人ばかり。
秋の夕暮れは早く、ハローワーク帰りの河川敷ベンチで黄昏ていた事を思い出します。
仕事を辞めた後に転職活動をはじめたので、お金の事もあり転職活動期間がゆっくり取れない。
仕事を辞めてから転職活動をする場合、ある程度金銭的余裕を作っておかないと大変です。私は貯金が10万くらいしかない時に仕事を辞め、そこから転職活動をした事もありますが、やはりそう行った転職活動はダメですね。
別記事で書いていますが、超絶ブラック企業に転職を決めてしまう大失態を犯すのです。
辛い転職活動を乗り越える為のポイント
こんな辛い転職活動も、考え方や進め方によって精神的不安や悩みを軽減する事ができます。
まずは自分の転職に求める条件を整理し優先順位をつける
第一にすべき事は「転職する事で何を実現したいか」を具体的に洗い出し、その条件に優先順位をつける事です。
自分の求める条件が全て揃っている様な天国の様な会社は世の中に存在しません。
自分の求める条件と選択肢から、どこまでなら妥協すべきかを事前に明確にして置く事で、冒頭で紹介した様な「漠然とした辛い転職活動」から脱却できます。
まずは「自分自身」の条件をしっかり明確化しましょう。
転職活動の辛さを話せる仲間を作る
悩みを共有できる「仲間」がいる事はとても心強いです。
しかし注意しなくてはいけないのは「お互いに傷を舐め合い、ズルズルと転職活動をする」事はマイナスでしかありませんので、絶対にやめましょう。
転職活動をしている仲間と不安や悩みを相談する事は全然問題ありません。たまには愚痴もいいでしょう。しかし転職が上手く行かない理由を「会社が悪い」「担当者が悪い」など、自分以外のせいにして、自分自身の反省を行う事のできない雰囲気の集まりであれば、まだ一人で活動している方がマシです。
辛い転職活動を乗り越える為には、お互いが前向きにアドバイスし合える、ポジティブな関係性が重要です。
ポジティブシンキング!
転職活動仲間でも「ポジティブシンキング」の重要性に触れましたが、人間辛い時に「ネガティブ」な思考ばかりしていると、行動もつられてネガティブ思考の通りの行動しかできない人間になってしまいます。
楽しくなくても。口角をあげて顔を笑顔にするだけで、脳が「笑っている、楽しい」と感じ、結果本当に楽しくなると言われてますが、これ本当なんです。
少し話は変わってゴルフの話になりますが、ゴルフも「あの池に落ちそうだなぁ」とちょっとでもイメージしてしまうと、本当に球が池に吸い込まれていきます。
野球もそうですね。打席に入る前に「三振するマイナスイメージ」を抱いてしまったら、かなりの確率で本当に三振してしまいます。
この様に、脳は考えている事が行動に繋がる様になっているので、出来るだけ頭の中はポジティブなイメージで満たしておきましょう。
これはある程度意識する事で実現できる方法です。
ぜひ実践してみてください。
転職の事を忘れる息抜きも大切
そしてたまには「転職」の事を完全に忘れる時間、期間も大切です。
早く転職活動を終わらせて、新たな会社でしっかり幸せに働きたい!
と焦る気持ちもわかりますが、上手く行かない時、希望の求人が見つからない時などは、むやみに焦っても意味がありません。
そんな時は、少し転職活動を休む期間を設ける事も良いでしょう。
疲れ切っているオーラを出していては、受かる企業にも落とされてしまいます。
しっかりリフレッシュして、やる気と元気を充電しましょう。
転職エージェントの活用は本当にオススメです。
そして辛い転職活動で必ず利用して欲しいのが「転職エージェント」です。
私は転職エージェントを使わなかった為、本当にとてつもない苦労をしました。
それが現在は数多くの転職エージェントがありますので、複数登録し自分の目的やフィーリングがあう転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントの利用は完全無料なので、利用しない手はありません。
一人の転職活動は限界が。転職エージェントと二人三脚での転職活動が理想的。
転職エージェント利用のメリットは数多くありますが、大きなメリットは以下の通りです。
●あなたの適正からキャリアプランを考えてアドバイスをしてくれる。担当によって転職の悩みや不安も聞いてくれる為、精神的サポートも。
●希望する条件の企業を探して紹介してくれる。
●面接同行や条件交渉などを行ってくれる。
●その企業の内情や人間関係、採用担当者の性格から面接アドバイスをしてくれるところも。
また上記の他にも
●希望業界や企業の内情を教えてくれる。
●一般に公開されていない非公開求人を保有している為、転職チャンスが増加。
●あなたの良い点や強みを客観的に採用担当へ伝えてくれる為、採用確率が向上。面接同行も。
●応募企業との面接日程の調整や、本人からは言いにくい条件交渉の代行
●不採用になった場合でも、その理由をフィードバックしてくれ次の対策に活かせる
●入社後も困っている事、不安な事があればアフターフォローをしてくれる
といった強力なバックアップを無料でしてもらえるのですから、これほど心強い事はありません。
転職エージェント活用メリットについては、下記記事で詳細にご案内しておりますので、ぜひご覧になってから、転職エージェントに登録してみてください。
以上、「辛く孤独な転職活動」を少しでも「前向きに明るく楽しい転職活動」にする事で、不安や孤独感を和らげる事ができます。
そして転職エージェントを活用する事で転職の成功率も格段に向上しますので、迷っているのでしたら、まずは登録、行動を起こしていきましょう。そこから変化が現れます。
キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート【パソナキャリア】
なんてお勧めの転職エージェントです。
それではあなたの転職活動が成功する事を祈っています!
ありがとうございました。